ネコとヒト
ネコ(チンチラ(これは間違いない)とノルウェージャン・フォレストキャット(こっちは推測)のMIX)と暮らしていますが、どうも世間一般で常識とされているネコのイメージ というものに違和感を覚えます。
- 猫は人ではなく家につく
- 猫は自分勝手で利己的
- 猫は人を利用しているだけ
- 猫はしつけが困難で言うことをきかない
全然そんなことないです。
良くなつきます。人間に甘えるのが大好きで撫でると尻尾をフリフリして喜びます。
褒めると胸を張って誇らしそうにします。褒められためなら、やりたいことも我慢します。
「これがボクの親」だと決めた人間に、とことん忠実です。
とにかく、欲しいものややりたいことを我慢してでも、愛情を求めてきます。
挙げ句に言葉まで真似します。
もう、とことんめんこいです。メロメロです。
最近「ネコはヒトと暮らすようになって4千年しか経っていないから、野性味が残っているのだ」という話をどこかで聞きかじりました。イヌは一体どれだけヒトと一緒にいるのだか私にはわかりませんが、ホモサピエンスが登場したのが3万年ぐらい前のことですから、少なくともそれ以降でしょう。しかも、イヌがヒトとの暮らしにこれだけの適応を示すようになったのは昨日今日のことではなさそうです。
仮に、「ヒトとの暮らしに適応するための期間」を1万年としてみましょう。
私たちが刷り込まれている「ネコのイメージ」が出来上がったのもいつかわかりませんが、仮にそれを1千年前と考えると、「ヒトとの暮らしに適応するため」の1万年に対して1割の期間ということになります。
1千年前の「ネコのイメージ」よりも、推定約1割分「イヌ並みの適応度」に近づいているということになります。
これって無視できるような小さな違いじゃないと思うのですよね。実は、ネコは私たちが刷り込まれたイメージの枠からもうとっくにはみ出し初めているのではないでしょうか。
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コメント
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後で、この記事を読んだので気が付きませんでしたが、僕のコメントが、先に記事としてかかれてました(^^ゞ
そうなんです。
猫は自分勝手なイメージがあります。
投稿: tara4343 | 2008年5月28日 (水) 21時08分
あはは^^
強引に古い記事にコメントを要求するという無茶なお願いをしてしまったので、話がややこしくなりましたね。
申し訳ないです^^
投稿: のんきんぐ | 2008年5月29日 (木) 03時21分
ネコ大好き人間としての意見です。
猫は冷たいといわれていますが、懐に入るととても表情豊かな動物です。
古代エジプトでは猫が神になっていますし、猫のミイラもあります。
猫も人の生活の一部になっていた訳です。
本来、犬は群れで行動する動物ですが、人の生活に合わせることにより、単独で生活するようになりました。
しかし、猫は古来より生活スタイルを変えていません。
この違いが猫と犬のイメージの違いなのではないでしょうか。
投稿: お嬢 | 2008年5月29日 (木) 23時47分
猫って本当にライフスタイル変えてないのかなあ。
なんだか私には信じられないのですよ。
4千年分だけライフスタイルを変えているという可能性はないのかなぁ。
ただ、猫といっても種類によって随分気質が違うようですね。
投稿: のんきんぐ | 2008年5月29日 (木) 23時54分