本当に役立ったトレード書籍
何だってそうなんだけど、本屋に並ぶチープなHOW TO本は実は一番難解な本だと思う。
読者のレベル如何に関わらず、実際には何の役にも立たないものが多いのだ。
IT系書籍なんか安易に買うものじゃないですよ。
いまや原典は全てWeb上にあるといっても過言ではない。
本屋に並んでいるIT系書籍は、Web上にあって無料で閲覧できる情報の一部を抜き出したものに過ぎない。
しかも、少なくとも8割以上は著者の理解不足のため間違いだらけである。
はっきり言っておくけれど、これは極めて控えめな数字で、多分9割といっても嘘じゃないと思う。
私もIT系ライターの経験があるから、その内幕は良く知っているのだけれど、多くの著者はその手の間違いだらけの著作を寄せ集めて原稿を書いていたりするのだから間違いだらけなのは当たり前。
どんな情報も原典に近いものに真剣に取り組むのが結局一番楽なのだ。
余計な嘘に振り回されないで済む。それに、そもそもそれが嫌ならば、そのジャンルに関しては決してプロを目指してはいけないのだ。絶対に無理だから。
さて、いきなりタイトルから外れた話をしてしまったが、トレードの書籍に関しても同じことが言えそうだ。
私もまだまだ未熟であるため、トレードに関してはWeb上から十分な情報を得るには至っていないのだが、少なくとも日本の本屋に平積みされている売れセンのトレード書籍は、より原典に近いトレード書籍の劣化版に過ぎないということが良くわかった。
もちろん例外はある。しかし、いずれにしても、まずは世界的なトレーダーの著作を読んでみるべきだ。
残念ながら、日本のトレード書のレベルがいかに低いか実感させられてしまうだろう。
トレードに関する話題を書きたいと思いつつ、何から書けばよいのかわからずにいたのだけれど、とりあえずは、「これを読んで勝てるようになった」と私が思う書籍を中心に簡単な書評を書いてみることから始めてみた。
興味のある方は、ぜひこのブログの左列の書評を読んでみて下さい。
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