GoodJobボタンメーカー(2)
昨日に引き続き、エディタコミュニティのGoodJobの話です。
もっと気軽に「あ、いいな」と思った瞬間にGoodJobが押せれば、もっと色々な方がGood Jobランキングに出てきて楽しいのではないかなという思いを「システム屋風」の提案に込めてみたのが昨日の記事でしたが、6月15日午前1時現在、GoodJobを9つ獲得して、ランキング1位になってしまっています。
はっきり言って、大した記事ではありません。
せいぜい「ちょっと応援してもいいかな」程度の記事なのに、このような栄誉(?)を勝ち得た(笑)のは、ただただ、記事のすぐ下にGoodJobボタンがついていて簡単に押せたからなのではないでしょうか。
これで効果の程は実証できたわけですし、GoodJobボタンメーカーを欲しいと思われるかたがおられることもわかったわけですから、こりゃもう作るしかないですねヽ(^o^)ノ
ただ、やらなきゃいけないことを公私に渡って作りすぎて、なかなか手が回らない状態なのも事実^^;
ブログパーツの件もあるし、そこにたどり着くまでの仕事の山が半端じゃない。
ひょっとしたら、他の誰かが作ってくれるかもという思いも込めて、GoodJobボタンのクエリー文字列の解説だけしておきます。
ある程度、Web関連技術を理解してないと、なんの話かわからないと思いますので、ほんの一部の人向きの記事になってしまうけれど。
例えば、エディタの会員が次のようなURLにアクセスしさえすれば私の昨日の記事に対しGoodJobをクリックしたとみなされることになります。
http://community.edita.jp/blog_comment.php
?m=482939a35f233
&blog_no=m
&link=http%3A%2F%2Fomoitsuki-blog.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F2008%2F06%2Fgoodjob_5670.html
&vote_flg=1
5行に分割しましたが、本当は全部つなげた1行が「正しい姿」です。
これを1行にまとめたURLをブラウザで普通に見に行けば、それだけで私の昨日の記事に対してGoodJobをクリックしたことになるわけです。
# ちょっと嘘言ってないか確認するために、自分でやってみますね。お恥ずかしいけど^^;;;
# ・・・出来た出来た、嘘いってなかった・・・けど、自分でGoodJobしてしまった^^;; はずかしーなコリャ
# まぁ確認のためだから許してねヽ(^o^;)ノ
で、このURLがどういう構造になっているかだけを説明して今日はおしまいにします。
もう一度同じものをコピペして番号ふりますね。
(1) http://community.edita.jp/blog_comment.php
(2) ?m=482939a35f233
(3) &blog_no=m
(4) &link=http%3A%2F%2Fomoitsuki-blog.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F2008%2F06%2Fgoodjob_5670.html
(5) &vote_flg=1
(1)はわかりますよね。普通のURLです。
(2)の'?'以下を全部あわせて「クエリー文字列」などと呼びますが、これはサーバ側で動作するプログラムに渡す値です。
(2)の'?'は「ここからクエリ文字列ですよ」の意味で、(3)~(5)の'&'は「クエリの意味的な切れ目」だと理解しておけば良いでしょう。
(2)の m=482939a35f233 は、「mは482939a35f233ですよ」の意味。
mはおそらく member の意味でしょう。
'482939a35f233' の部分は私の識別番号です。
ですからこれは「識別番号 '482939a35f233' のメンバーに対するアクションですよ」という意味になります。
(3)の blog_no=m も同様に、「blog_no は m ですよ」の意味。
blob_noは「ブログナンバー」のことで、メインブログは必ず m になるようです。
ちなみに最初のサブブログですと、ブログナンバーは m1、二つ目ですと m2 になります。
(4)は「link は http://omoitsuki-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/goodjob_5670.html ですよ」の
意味です。
ようするに、GoodJobの対象となる記事を一意にあらわすURLを示しています。
ただ、御覧になればわかる通り、%3A とか %2F とかわけのわからん文字が混ざっているでしょ。
実は「クエリーに使ってはならない文字列」というものが決まっていて、その文字列をクエリーに指定したいときには特殊な文字に変換する決まりになっているのです。ここでは ":" とか "/" とかはクリエーに使えない文字列なので、変換されてしまっているわけですね。
(5)は「vote_flg は 1 ですよ」ということで、ようするに「投票しますよ」の意味です。
長々と解説しましたが、まとめますと次のようになります。
(1) 常に "http://community.edita.jp/blog_comment.php" で良い。
(2) m= のあとの文字列は会員毎に決まる。私の場合は常に 482939a35f233 になる。
(3) blog_no= のあとは、メインブログならば "m" 、 サブブログの一つ目ならば "m1" というルール。
(4) link= のあとは、対象となる記事を示すURLを変換したもの。
(5) 常に "vote_flg=1" のままで良い。
ということになります。
ですから、会員毎に(2)を、ブログ毎に(3)を、記事毎に(4)を自動的に埋め込むスクリプトを書けば、「GoodJobボタンメーカー」は完成するわけです。
私の仕事が片づく前に、誰かが作ってくれていることを祈りつつ、今日はちょっと技術的なお話を書いてみました。
「影斬さんぐらいしか読んでくれないかもー」とか思いつつ
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コメント
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ちょっと難しいけど とても丁寧に解説してくださってるので 是非チャレンジしてみたいと思います^^
またポチッとな~♪v( ̄ー ̄)v
投稿: sincere | 2008年6月16日 (月) 20時31分
こんな面倒くさい記事を読んでくれてありがとーヽ(^o^)ノ
>sincereさん
投稿: のんきんぐ | 2008年6月16日 (月) 21時24分