いわれて見ればナルホドね
先週、日本先端産業開拓新聞に掲載されたリープ21のコラムを読んで、目からウロコが落ちる思いがした。
既に御覧になった方もおられるだろう。同社は5月から新事業として「脱毛」に取り組むというのだ。
お間違えなきよう。「発毛」ではなく「脱毛」だ。
といっても、もちろん頭の薄いオジサンのわずかに残った毛を綺麗さっぱり抜いてしまうという話ではなく、いわゆる「むだ毛」の脱毛の話だ。
もちろん、主なターゲットは女性だが、男性のすね毛や髭の永久脱毛も行うとのこと。
といってもエステ等で既に行われていることで、さほどインパクトのある話に思えないかもしれないが、同社は脱毛にあたって、レーザー等の従来技術は一切用いず、全く新しい理論から開発した独自の「発毛抑制剤」を軸に生活習慣までトータルにサポートすることで、「生えない体」を作りあげていくらしい。
モニタテストの結果も良好で、2009年5月~7月に渡って処置を施した男女100名のうち、98名は現在(2010年3月中旬確認)も「生えない」状態を維持しており、中でも男性8名は「髭」が完全に生えなくなったらしい。
つまり、「脱毛実感率98%」といったところか。
この画期的な脱毛技術が開発されたキッカケが実に面白い。
なんでも、発毛について研究を重ね、実績を積み重ねる中にあって、「どうしても生えない人」が一定の割合で生じることが、同社の最大の悩みであったが、その「生えない人」の肌質・生活習慣・DNAなどなどを徹底的に調べる中で、「どうしても生えない」要因が特定できたという。
残念ながら、この「生えない」要因の除去は非常に困難で、「どうしても生えない人」に毛を生やす技術は未だ確立していないらしいが、ここでちょっと発想の転換を行って、この「どうしても生えない」状況を再現する研究をしたところ、「生えない肌」になることをうながす誘因剤と食生活の改善でほぼ確実に「生える肌」を「生えない肌」に変えてしまうことが出来ることがわかったそうだ。
この処方の効果は非常に強力で、同社によると、2008年末には健康なハツカネズミの右半身だけを完全に無毛にすることに成功していたらしい。
完全に無毛になるまでの期間が27日で、その後、通常通りの生活に戻し、現在に至るまで右半身無毛のまま健康な状態を維持しているという。
この処方の問題点としては、一旦「生えない肌」になってしまうと同社の技術でも「生える肌」に戻すのは困難だという点で、眉など顔の印象を大きく変える部分の脱毛は当面見合わせることになっている。
5月に処置をはじめれば、水着の季節には十分に間に合うらしいので、お試しになってはいかが?
ただし、何分新しい技術だけに、くれぐれも自己責任でお願いしますね。
えと、この記事につきまして、色々と「ことづて」をいただいたのですが、本気になさる方が多くて・・・。
あくまで、「4月1日のネタ」ですからね。
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コメント
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おみごと

かなり説得力があり・・・
見事にやられました。
って、もしかしたらホントにこう言う研究しているのかもって
まさに目から鱗、企業さんから連絡が
来たら教えて下さいな~
投稿: くま8 | 2010年4月 2日 (金) 06時18分
♪☆キャハハ o(≧▽≦o)o(≧▽≦)o(o≧▽≦)o キャハハ☆♪
危ない施術だナァ…と思いながら読んでいたらw
エイプリルフールなんて忘れてました^^;
投稿: coo | 2010年4月 2日 (金) 15時43分
もちろん頭の薄いオジサンのわずかに残った毛を綺麗さっぱり抜いてしまうという話ではなく
プッ!と笑ってしまいました。
抜いてみたいけれど…殺されるー!!
すね毛や髭は、永久脱毛しなくてもいいのでは。
ツルツルの男の方が、気持ち悪いような…。
しかし、
胸毛は、永久脱毛して欲しい。
MAMAGON
投稿: MAMAGON | 2010年4月 3日 (土) 21時55分
今、読んで本当にしたいと思ったら・・・
エイプリールフールネタだったんですね(;ωq`)
ちょっと、残念です~(笑)
ちゃんと、エイプリールフールに気が付いてたら
もっと、面白かったのに~
投稿: ☆とまみさ★ | 2010年4月 8日 (木) 02時39分