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Books

  • マーク・ダグラス: ゾーン — 相場心理学入門

    マーク・ダグラス: ゾーン — 相場心理学入門

    裁量トレードをしておられる方にはぜひお読みいただきたい本だ。

    負けトレードを経験したことのある方は、チャンスがそこにあっても怯えからポジションを持つことができなくなってしまう。さらに、「ああポジションを持っていれば勝っていたのに」という思いから、間違ったタイミングで不利なポジションを持ってしまう。

    このような負の連鎖を断ち切るのは非常に困難なことなのだが、なぜそれが困難でどうすれば克服できるのか詳細に記してある。

    トレーダー必読の書。

    (★★★★★)

  • イゴール・トシュチャコフ(L・A・イグロック): 実践FXトレーディング―勝てる相場パターンの見極め法(ウィザードブック123)

    イゴール・トシュチャコフ(L・A・イグロック): 実践FXトレーディング―勝てる相場パターンの見極め法(ウィザードブック123)

    この書籍をしっかり理解してトレードに臨めば、かなりの確率で勝利を手にすることができるだろう。

    解説されるメソッドは著者独自のもの(テクニカル分析の手法を応用している部分もあるが)であり、他に類を見ない。

    氏の手法をシステム化して運用してみているが、非常に安定して勝ち続けている。

    必見です!

    (★★★★★)

  • トゥーシャー  シャンデ: 売買システム入門 - 日本初!これが「

    トゥーシャー シャンデ: 売買システム入門 - 日本初!これが「"勝つ"トレーディング・システム」の全解説だ!

    かなり本格的なトレーディング・システムの入門書。

    トレードに関する限り、本屋で平積みにされている日本人の著した書籍は概して(もちろん例外はある)役に立たないように感じている。

    システムトレードを学ぶのであれば、まずはこのシャンデの著作あたりをしっかりと読むべきだと思う。

    いかに、情報商材として売られているトレード手法がちゃちでいかがわしいものかわかるようになるだろう。

    (★★★★)

  • 若桜木 虔: 「速読」で頭がよくなるすごい勉強法 (プレイブックス 887) (プレイブックス 887)

    若桜木 虔: 「速読」で頭がよくなるすごい勉強法 (プレイブックス 887) (プレイブックス 887)

    著者の「小説新人賞の傾向と対策」が良書だったため芋づる購入。

    速読に関する他のノウハウをかじったことのある方も一読をおすすめする。氏の書籍の特徴なのだろうか、こちらも極めて実践的な内容である。

    (★★★★)

  • 若桜木 虔: 小説新人賞の傾向と対策―キャラクターと舞台設定で狙う

    小説新人賞を狙う者にとってはまさにバイブルだ。

    例え現役作家が舌を巻く実力をお持ちでも、ここを押さえておかなければ受賞できないという急所を的確に指摘している。

    (★★★★)
  • 有川 浩: 阪急電車

    有川 浩: 阪急電車



    だれかのブログで見かけて買った恋愛小説。 未読であるため評価は未だできない。

    私は鉄道には興味ないのだが、この小説の部隊になっている阪急電車今津線が私の青春時代の思い出の地であるため衝動買いしてしまった。

別館『それはつまりブログパーツ』へ→

2011年8月 4日 (木)

ある小学校のクラスで

ある学級委員の少年の話です。

クラスの仲間はもちろん、教職員も誰一人彼を助けようとしません。

では、この少年がとても嫌なヤツなのかと言えば決してそんなことはなく、自分のことを度外視して級友のために頑張って来た「真面目な良い少年」なのです。

学級委員になってからも、クラスのためを思って、まじめに頑張り、建設的な提案をし続けています。

ところが、彼がどんなに頑張っても、クラスの仲間は動きません。

楽しく、かつ勉学に励みやすい良くクラス作りを一所懸命に唱えているのに、級友の半数は彼を白けた目で見て、反論するでなく賛成するでなく、無反応を貫き、決して協力しません。残りの半数は、だらだらと文句を言うだけです。それも単に「働きたくない。楽をしたい」という怠慢な理由からなのですが、なんだかんだと重箱の隅をつつくような揚げ足取りをするのです。

そんな状況の中で、教職員の中には彼のことを「学級委員としての指導力・リーダーシップがない駄目な生徒」だと評価するものもいる有様です。

もちろん、彼の提案の全てが最善というわけではないでしょう。
ひょっとしたら全て見当違いの提案なのかもしれません。

しかし、彼がクラスのために真面目に考えて働いることは事実ですし、もし、クラスメイトが彼の提案に真面目に向き合い、反論したり賛成したり、とにかく一緒によりよいクラスを作り上げる努力をしたならば、素晴らしいクラスが出来上がることは間違いありません。


さて、この状況で悪いのはこの学級委員の少年でしょうか。
私はサボタージュしている他のクラスメイトにより多くの非があると思います。


……さて、これはもちろん作り話なのですが、今の日本の政局はこんな感じなんじゃないのかなぁ。


問われているのはリーダーシップではなく、メンバーシップなのではないのでしょうか。


2011年3月28日 (月)

東電は何をしているのか

東京電力がタービン建屋内で29億ベクレルもの放射性物質を含む汚染水が見つかったと発表した後、これは誤りであって、ヨウ素134とコバルト56を取り違えていたらしいと発表したかと思えば、実はコバルト56ではなくセシウムだったと再訂正した。

それも、自ら誤りに気付いたという話でもなく、不審点が多いことから、原子力安全委員会の再分析要請があって、はじめて誤りに気付いたということだ。

他にも作業員が放射線測定器のアラートを無視して作業を続行して被爆するなど、とてもとても専門家とは思えない失態ばかりが目につく。

そういえば、インタビュアーに対してこんなことを述べていた東電職員がいた。

「安全だと聞いていた。会社(東電)に裏切られた思いだ」

これらを考え合わせると、実はこう考えるのが正解なのではないか、

「現場には専門家はおらず、東電に『安全な職場ですよ』」と騙されて雇われた現地職員がいるだけである」と。


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2011年3月27日 (日)

風評被害(2)

前回風評被害を書いて以降、Twitterや「ことづて」で色々な方とお話しました。

殆どの方は同意のコメントを下さったのですが、中には本当に根の深い政府不信を抱いておられる方も見受けられました。

ただ、「根の深い」といっても何らかの事実に基づく不信感ではなく、不安から生じた様々な誤解が「根」になっていることが良く良くわかって来ました。

政府や科学者は嘘のない正確な表現をしなければならない立場にありますが、その「正確な表現」までもが不信の対象になってしまうことまであるようなのです。

例えば、3月20日にホウレンソウ等から食品衛生法上の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことを受けて、枝野官房長官は次のように発言しました。

「ただちに健康に影響を及ぼすとは考えられない」

これは極めて正確で誠実な発言であり、諸データから見ても文言通りに受け取って安心して良いのですが、不安を抱えた方が御覧になると、

「ただちに?ということは、そのうち何からの影響が出るってこと?」

というように、さらなる不安材料になってしまうようなのです。


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2011年3月25日 (金)

風評被害

なんだかね。

Twitterやブログを見てると、見当違いな政府批判が多かったりして心底驚きます。

わかりやすくするために話を絞りますが、例えば原発問題に関して、政府の公表は極めて正直で適切だと評価するべきでしょう。

問題点は東京電力が状況を正しく適切に報告していない点にのみあり、政府はその状況を是正するように東京電力に求めつつ、国民に対しては可能な限り正確な情報を公表し続けています。

・・・こんなことを私が言わなくても、事実、誰の目にもあきらかなはずなのに、なぜこの件に関して政府に不信感を抱く方がおられるのかサッパリわかりません^^;

つまるところ、マスメディアがわざわざ国民を不安がらせるように情報を編集しているからなのでしょうね。

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2011年2月27日 (日)

私が絶対に投票しない方々の私的メモ

これはブログ記事ではなく、私的なメモであり、リストの方に間違って投票してしまわないように、選挙前に確認する目的で記録しており、随時書き足します。

 このメモを共有(または参照)なさりたい方がおられましたら、トラックバックやリンクはご自由にどうぞ。
 リンクの際は短い http://bit.ly/eSlktr をお使い下さいませ。

私は以下の方々はただの国賊だと思っていますので、今後どの党にいようと、生涯1票たりとも投票しません
うっかり間違って投票してしまわないように、ここにメモっておきます。

(1)谷垣禎一

自民が野党に転落した際、河野太郎氏は非常に立派なことを仰っておれらた。「与党とは協調できる点が実は多い。まずその辺りにつき協力することから始める」という非常に真っ当な立場を表明しておられたのだ。しかも、この河野太郎氏が党首になりそうな流れにあり、私は内心ワクワクしていた。

そこに出馬してきて、党首になってしまったのが谷垣氏。

「どの党が」というよりも、一般的に「野党」のレベルが低い。これは自民だとか民主だとかは無関係で、とにかくどの党も野党である際の振る舞いが非常に情けない。日本は野党文化のレベルが低い国なのだと思う。

その野党文化の低さの権化のような存在がこの谷垣氏だ。

野党の仕事は与党の揚げ足を取ることではなく国を盛り立てることであり、その点において与党と何らかわりはない。政策に関しては与党とは異なる点もあるわけだが、国民が選択したのが与党なのだから、基本的には与党の政策(国民が選択した政策)を応援して盛り立てる立場にあるのだ。

与党が転びかけているなら、むしろ助け起こして国政を盛り立てるのが野党のあるべき姿で、そのような立派な振る舞いができる野党であるならば、いずれ国民の信を得て与党にもなるだろう。

谷垣氏は全くそのような立場にはない。彼がやっているのは、「与党には絶対に手柄を立てさせないように頑張る」ことと「可能な限り与党の揚げ足をとる」ことの2つだけだ。

つまり、「自党が国民の信を得て与党に返り咲く」ことを目指しているのではなく、「与党がすっ転んで自党が与党になる」ことを目指しているだけ。ここで「すっ転んで」いるのが、与党だけではなく国家であることに全く無頓着なただの国賊だと私は思う。

自民党にも素晴らしい人材がいる。

例えば、先述の河野太郎氏は素晴らしいと思う。

あと少しで、この河野氏が党首になっていたのに、本当に残念極まりない。
この際の谷垣氏出馬は日本が低迷に向かった大きな分岐点の一つだと私は思う。

河野氏が党首になれば、国民生活に資する野党のお手本が見られたように思うし、本当に国民の信を得て、自民が既に与党に返り咲いていた可能性もあるように思う。


(2)渡辺浩一郎,豊田潤多郎,高松和夫,菊池長右エ門,石井 章,川口 浩,水野 智彦,石田 三示,相原 史乃,川島智太郎,笠原多見子,三輪 信昭,小林 正枝,大山 昌宏,熊谷 貞俊,渡辺 義彦の各氏(と彼らのボス

いわゆる「会派離脱の16人」。

与野党どころか企業も個人もそろって国を盛り立てるべきときに、保身だけのために「会派離脱」という寝言を表明したただの国賊

彼らの発言には正当性のカケラも見当たらないのに、何か立派なことを言っているつもりになっているのが、見ていて恥ずかしいぐらい。

無名の方達だけに、将来間違って投票してしまうかもしれないので、ここにしっかりメモ。

2011年1月24日 (月)

TBS「噂の東京マガジン」への提言

「噂の東京マガジン」という番組をご存じでしょうか。 いわゆる”報道バラエティ”というジャンルに属する番組ですが、単に「面白ければ良い」というスタンスが目立つこのジャンルの中にあって、いささかながら異彩を放つ存在です。

例えば、目玉コーナーの一つである「噂の現場」は、視聴者から寄せられた様々な社会問題を取材して公開しておられるのですが、通常でしたら闇に葬られて泣き寝入りに終わるようなケースを丁寧に扱っておられて、なかなかに意義深いものになっています。この番組に取り上げられたことが契機となって解決したケースもあるようです。

さて、この番組にはもう一つ非常に人気のある「やってTRY!」という料理のコーナーがあります。

このコーナーでは、街を歩く若い女性に、いきなり「○○作って下さい」と声をかけます。”○○”の部分には料理名が入るわけですが、料理は毎週変わります。例えば、「サンマの塩焼きを作って下さい」のような感じですね。

食材や調理用具は予め用意されていますが、どちらも本来使わないはずのものが「ひっかけ」として用意されており、例えば「カツオのタタキ」を作らなければならないのに、サンマを選択したり、魚をハンマーで叩きつぶすようなトンチンカンな失敗が起きるようになっているわけです。

私が知る限りでも、十数年は続く人気コーナーであり、当初は私も楽しく見ていましたが、最近色々と思うようになって来ました。

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2011年1月18日 (火)

誰がそれを言ったのか

以前から主張していますが、私は日本のスーパーパワーの中で、一番質が低いのはマスコミだと考えています。

政治がらみの動向がある度に、お茶の間に流れるアンケート結果やあわせて流れる街角インタビューなどは、一見視聴者の声を報道しているような体裁ですが、その実、番組の主張・局の主張を伝えているに過ぎないのではないでしょうか。

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2010年8月 4日 (水)

ブログだから言えること

このブログではこんな話ばかりしている気がしますが、日本が抱える最大の問題は政府なんぞよりもむしろマスメディアだと思います。

ただ、この問題はあまり報道されません。

マスメディアが健全であれば、自らの問題点をも公正な態度で報道できるのでしょうけれど、マスメディアが腐っているため、自らの問題点には目をつぶり「なかったこと」にしてしまうのです。

ごくまれに非常に良い報道をなさるキャスターも出てきますが、徐々に何らかの力の影響で、ある種画一的なくだらない報道をなさるように変貌していきます。

ニュースZEROの村尾キャスターも番組が始まった頃は、まさに社会の木鐸を地で行く素晴らしい報道姿勢を貫いておられ、番組自体も素晴らしいものでしたが、最近は徐々に質が落ち、「報道ステーション」のような、ただのワイドショーに成り下がりつつあるのを感じます。


報道の問題点についてもいくつか例示したいと思いますが、まず最初にこの記事の結論だけを書いておきます。


マスメディアの問題点を指摘・追求できるメディアは、ブログやミニブログ(twitterなど)だけです。

マスメディアの本当の問題点を指摘した文章が大手出版社から出版されることは決してありません。
マスメディアの本当の問題点を指摘した評論がTVからお茶の間に流れることは決してありません。

裁判には原告・被告の対立構造があり、国家には三権分立の対立構造がありますが、現在のところマスメディアにつきましては、その暴走を止める有効な手だてがないのです。

ほぼ唯一の可能性はブログ・ミニブログですが、これもより多くの方が「マスメディアとブログの対立構造」を明確に意識し、個々人がマスメディア監視を怠らぬ姿勢を当たり前の「フォーム」として身につけていかなければ、決して機能しないことを良く良く知っておかなければなりません。

ただ、個々人がそのフォームを身につけ得た場合、世界は初めて本格的な市民革命を経験することになると思います。

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2010年5月12日 (水)

「金のかからない選挙」から「金をかけさせない選挙」へ

一年ほど前になるが、「金のかからない選挙」という記事を書いた。

内容については、上のリンクから記事をお読みいただければ嬉しい。

今の日本では、ジバン・カンバン・カバンの「3つのバン」が選挙の決め手になると言う。

ジバンとは地盤、つまり候補者の当選により何からの恩恵を得る支持組織などの存在のこと。
カンバンとは看板、つまり知名度のこと。
カバンとは鞄、つまり資金力のこと。

こんな「3つのバン」で決まる選挙が、正しく機能した選挙だとはとても言えまい。

それでは、「正しく機能した」選挙はどのような選挙なのだろう。
私は次の3点を評価して投票する選挙こそ「正しく機能した」選挙だと思う。

  1. 何をしようとしている人なのか
  2. 本当に実現に向けて努力する人なのか
  3. 実現するだけの能力はあるのか

つまり、候補者の目的誠実さ能力の3つを評価するわけだ。

弓の名手の姿を思い描いて欲しい。

正しい的に向い、正対して、的を射抜く。

つまり、目的(正しい的)に向かっており、誠実であり(正対している)、的に矢を当てる技量(能力)があるわけだ。

正しい的を狙っていなければ、技量が高くても無駄で、むしろ危険だ。
技量が高く、正しい的を狙っていても、的に対して正対しないいい加減な態度では、やはり結果は出ない。
正しい的を狙っていて、真剣に正対していても、的に矢を当てうるだけの技量がないようでは、やはり失格だ。

弓の名手の姿こそ、わかりやすい「あるべき政治家」の姿なのだ。

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2010年4月 1日 (木)

いわれて見ればナルホドね

先週、日本先端産業開拓新聞に掲載されたリープ21のコラムを読んで、目からウロコが落ちる思いがした。

既に御覧になった方もおられるだろう。同社は5月から新事業として「脱毛」に取り組むというのだ。

お間違えなきよう。「発毛」ではなく「脱毛」だ。

といっても、もちろん頭の薄いオジサンのわずかに残った毛を綺麗さっぱり抜いてしまうという話ではなく、いわゆる「むだ毛」の脱毛の話だ。

もちろん、主なターゲットは女性だが、男性のすね毛や髭の永久脱毛も行うとのこと。

といってもエステ等で既に行われていることで、さほどインパクトのある話に思えないかもしれないが、同社は脱毛にあたって、レーザー等の従来技術は一切用いず、全く新しい理論から開発した独自の「発毛抑制剤」を軸に生活習慣までトータルにサポートすることで、「生えない体」を作りあげていくらしい。

モニタテストの結果も良好で、2009年5月~7月に渡って処置を施した男女100名のうち、98名は現在(2010年3月中旬確認)も「生えない」状態を維持しており、中でも男性8名は「髭」が完全に生えなくなったらしい。

つまり、「脱毛実感率98%」といったところか。

この画期的な脱毛技術が開発されたキッカケが実に面白い。

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2010年2月14日 (日)

国母選手の何が悪い

オリンピックスノーボード日本代表の国母の移動時の服装が取り沙汰されている。

結局、謝罪会見が行われ、彼は開会式も自粛せざるを得なくなった。
さらに日本スキー連盟は出場辞退まで申し出たという。

橋本聖子団長の至って常識的な判断で、出場辞退の話はなくなったが、この一連の馬鹿騒ぎには朝青龍騒動にも通ずる実に危険な考え方が内包されているように思えてならない。

大雑把にいってマスコミの報道姿勢は私とは対極に位置するものの、「朝青龍騒動に通ずる」という観点は共有できていたらしく、またまたやくみつる氏をひっぱり出しておられたが、やく氏は今回も実に見識と想像力に欠く、島国根性剥き出しの情けないコメントを述べておられた。

私はこう思う。

国母氏の謝罪(さらには辞退)を当然のことと受け止めておられる方は、教祖を神と信じる新興宗教の信者を笑えない。

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2010年2月 9日 (火)

ああ、朝青龍

この記事をお読みになってどのように思われますか。

私には虚飾など全くない、ありのままの事実が述べられているとしか思えませんでした。

暴力沙汰があったかどうかも怪しいものだと私は思いますが、酒の場で何らかのトラブルがあった事自体は事実なのでしょう。

しかし、私はこう思うのです。

これまで散々続いた「朝青龍叩き」がなければこのようなトラブル自体、起きなかったのではないかと。

内館氏、やく氏を始め、朝青龍の在り方を疑問視しておられた方々の主張は、正しいと言えば正しいのでしょう。
少なくとも日本の庭先で主張するならば十分に正しいと思います。

しかし、朝青龍は異国の方です。日本の(あるいは角界の)文化に生まれながらどっぷりひたって、それを常識として身につけている日本の力士ではないのです。

「郷に入れば郷に従え」とは言うもの、従うべき「日本の常識」「角界の常識」が何なのか、きちんと伝えることが出来ていなければ、従おうにも遵うことが出来ないではありませんか。

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2009年11月22日 (日)

1ユーザーの立場で「おきてがみ」を語る(3)-1

前回・前々回に引き続き「おきてがみ」についてです。
今回は「おきてがみ」のもう一つの側面として「おきてがみの実利」について語りたいと思います。

前回までの話とは一見かけ離れた話に思えるかもしれませんが、良く良く考えてもみて下さい。

人はパンのみで生きるにあらずですが、パン(食料)がなければ生きられないのもまた事実であり、ブログが自由な表現の場である以上、家計の足しにブログで小遣い稼ぎを狙うのも、ブログを本業のために利用するのも、果てはブログアフィリエイトそのものを本業にするのも、全て自由なはずです。

一部、これら全てを毛嫌いなさるブロガーさんもおられますが、生きて行くために一所懸命になる場の一つとしてブログをお選びになることのどこが悪いのか私には全くわかりません。

非ビジネスブロガーであっても、ビジネスブロガーであっても、評価基準は常にブログの内容であるべきだというのが私の考え方で、ブログビジネス一般に「おきてがみ」がお役にたてるのであれば、私はそのことを誇らしく思います。

その辺りについての所感をまとめてみたいと思っています。
なんだかもう全く「1ユーザーの立場」で語ってない気もしますが、そこは大目に見て下さい。

※説明の都合上、実利・収益を目的としたブロガーさんを「ビジネスブロガー」、それ以外のブロガーさんを「非ビジネスブロガー」と呼ばせていただきます。また、収益を目的としていなくても、ランキングアップを至上の目的に据えておられるブロガーさんについては、ここでは前者に属するものとさせていただきます。
※もちろん、実際にはこのように二極にパシッと分かれるものではありませんが、その点は御勘案の上お読み進め下さいませ。

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2009年8月16日 (日)

ブロガーに出来ること

何だか、『過去記事を引きずり出して補足』という形式の記事を書くのが好きになってきた。

そもそも伝えたいことがあるから書いているのだし、何度も同じことを書くよりは、書いた記事を紹介して、訂正したり補足したりして練り上げて行く方針が、ブログというメディアを活かした議論の展開方法として適切だと思うからだ。

今回は今年4月に書いた「金のかからない選挙」を例にとった派生記事。

 ・   ・   ・   ・

例えば、この「金のかかならい選挙」のような記事を書いて、わずかな方にでも御共感いただければ、一ブロガーとしては十分に満足だ。

しかし、もし、その声がもっと多くの方の御共感・御賛同を得られるものであるならば、その力をもっと具体的な形にして示し、いくらかでも国の在り方を変える力にまとめあげることは出来ないものだろうかというのが今回のテーマ。

こんな形を考えてみた。

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2009年7月25日 (土)

土屋アンナに拍手

7月25日の日テレのNEWS ZEROにおいて土屋アンナさんが次のような事を仰っておられた。

 学校で1位2位を競わなくなっているのなんて、ホントにおかしな話だ。
 ハングリーに1位を目指して、挫折を繰り返してこそ、人は成長するのだ。

全くもってその通り。

もう一年以上前になるけれど、『世界に一つだけの花』は有害だと思うという記事を書いた。私にとってはぜひお読みいただきたい記事の一つだけれども、つまるところ私はこう信じている。

 ナンバーワンを目指す気概のないものがオンリーワンの輝きを得られるわけがない。

生まれたまま何の努力もしないものにオンリーワンの輝きなどないのだ。

残念ながら、いまの日本には、『世界に一つだけの花』を賛美し、子供たちに素晴らしい歌として教え込む思慮の浅い大人であふれている。

土屋アンナさんが冒頭のメッセージを楽曲にしてくれて、その楽曲が『世界に一つだけの花』を駆逐してくれたらいいのになと願ってやまない。

2009年6月27日 (土)

寝込んでました

ここ数日、急激に体調を崩して寝込んでましたヽ(^o^;)ノ

「おきてがみ」に関する御質問等には頑張ってお返事させていただいていたつもりですが、返事が遅れてしまっていたりしたら申し訳ないです。

・・・なんてことは、「それはつまりブログパーツ」の方に書くべきなのかなとも思ったり思わなかったり。

マイケル・ジャクソンやファラ・フォーセットについては気持ちの整理がつかないし、整理をつける体力がないので未だ何も書けません。

というよりも、まとまった記事を書くだけの余力が無い状態なのですが、昼間にまた裁判員制度の話題をたまたま目にしたので、これについて一つだけ言いたいことを書いておきます。

裁判員制度そのものの出来不出来について言及するつもりはありません。

しかし、「裁判員になりたいか否か」などのアホなテーマでアンケートをとったり、「素人が人を裁く重責に耐えられるのか」などのトンチンカンな議論をさせて番組を作ったりしている低俗メディアにはホトホトあきれ果てたということだけは言っておきたいです。

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2009年6月22日 (月)

マスコミ主導型文化劣化

私の一番嫌いなものの一つが標題の「マスコミ主導型文化劣化」だ。
「何だそりゃ」と思って、Googleで検索しても見つかりません。私が作った表現なんだから。

例えば、前にも取り上げたことがあるけれど、最近やたらに「進化」という言葉を使うのが私は気に入らない。
Wikipediaにはこうある。

進化(しんか、英:evolution)とは、生物の遺伝的形質が世代を経る中で変化していく現象のことである。

そう。これが進化の唯一の意味だ。
何せこれは生物学における用語以外の何物でもないのだから。

スポーツ選手がどんなにトレーニングをこなしたところで、絶対に進化はしない。
なぜなら、トレーニングしたところで遺伝的形質は変化しないし、仮に変化したところで、「~世代を経る中で」とは言えないし、変化した結果が生物学的に”ヒト”の範疇にあるのなら、それはやはり進化ではないのだ。

もちろん、言葉は変遷していくものだ。実際、歌舞伎用語や落語用語が全く別な意味で一般的に使われるようになっているが、そんなことに目くじらを立てるつもりは全くないのだ。

ではなぜ、「進化」の転用を受け入れられないのか。

理由は2つ。

1つ目はあまりにも拙な過ぎる転用であること。
2つ目は自然な転用ではなく、マスコミが無考えにも、その恐るべきパワーで強引に浸透させた用法であることだ。

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2009年4月20日 (月)

私は芸がみたい

最近、芸人さんの芸らしい芸が見られなくなってしまったような気がする。
一発芸的なネタの切り売りは良くみかけるが、手間隙かけて完成されたネタをTVで目にすることはあまりない。

関西ローカルで力のある若手がやっと育ってきて将来楽しみだと思っていたら、東京進出するや否や、確かにテレビには良くでるようになるものの、完成されたネタを披露する機会をもらえなくなり、挙げ句はコンビ芸人もバラバラに使われるようになり、いつしか十把一絡げの「ちょっと面白めのTVタレント」の類になっていくように思う。

何となくだけど、ご当人達も、あるいはそれを望んでおられるかのような節もある。

一つ一つ完成したネタを披露することよりも、ワイドショーのリポーターやバラエティの雛壇芸人であることを望み、行く行くは冠番組の司会業に収まることを目標としているかのように感じてしまう。

生き方は人それぞれ。その姿勢を非難する気は毛頭ない。

かつては「アイドル歌手」が、現在では「グラビアアイドル」が少女達にとっての最も有力な芸能界の入り口であるように、「芸人」という職業も一つの入り口と見なされているのかもしれない。


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2008年10月25日 (土)

支持の声(1)

いきなり”(1)”なんてものがついた記事ですが、実は予定している「支持の声(2)」の方がそもそも書きたかった内容なのです。
ただ、それに関連して思いついた別の話の方がよりわかりやすいように感じましたので、そちらを先に書くことにしました。

私は息子と一緒になって少年漫画雑誌を読む”ガキ”を卒業できていない大人の一人です(ちょっとだけ弁解をしておきますが、漫画しか読まないわけじゃないですからね^^;)。

さて、少年誌にもそれぞれ特徴がありますが、私が読んでいるものの一つ、集英社の「週刊少年ジャンプ」はある意味非常に”民主主義的”な運営方針が特徴です。

この雑誌には毎回アンケートハガキが添付されているのですが、このアンケートハガキはつまるところ掲載された漫画への「投票用紙」であり、得票数の高い漫画は原則的に雑誌の前の方に掲載され、低い漫画は後ろの方に掲載されるシステムになっています。

つまり、得票が少ないと、どんどん後ろへ後ろへと移動し、最後には「打ち切り」という憂き目にあうわけです。

得票数という”数”できっちり線を引くあたり、非常にフェアではあるのですが、作品全体としての質ではなく、キャラクターのルックスや話のインパクト、あとは「馴れたパターン」などに人気が集中してしまう傾向があることや、読むために読者側にも一定の努力向上が必要になる読み応えのあるものが排斥されやすいこと、ファンによる組織票などが多いことなどにより、有望な作品がどんどん打ち切りになっていっているのも事実です。

そういう意味で、民主主義的でもあり衆愚政治的でもあります。

息子と私が気に入った漫画もしばしば打ち切りになります。その度に思うのですが、この打ち切りはとりもなおさず、私たちのような「気に入っているくせに投票しないもの」の責任・・・そう、一分の反論の余地もなく、まさしく私たち読者の責任なのです。

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2008年9月24日 (水)

続・お客様満足度って何なのよ

前回、お客様満足度って何なのよを書いた際の私の心づもりとしては、「ああ、そうそう私もそう感じてましたよ」という共感のコメントばかりがつくと思っていたのですよ。

いわゆる”アルアル”的な話題提供のつもりだったのですね。

ところが蓋を開けてみたら、確かに共感のコメントも多かったものの、「そういえばそうですね。『お客様満足度』って一体どうやって出しているのでしょう?」という”指摘されてハッとしました”的コメントも負けず劣らず多かったのです。

ブログ記事に直接つけていただいたコメントはそうでもないのですが、エディタの『足跡コメント』の方はその傾向が顕著で、「指摘されて驚いた派」のほうが明らかに多数派でした。

正直なところ、これは私にとってはかなりの衝撃でした。

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2008年9月14日 (日)

お客様満足度って何なのよ

最近、保険や携帯キャリアのCMでしばしば耳にする『お客様満足度No.1』のフレーズ。

あれって、一体どうやって調べているのでしょうかね?ヽ(^o^;)ノ

一応大企業のことだから、聞かれた時に提出できる資料ぐらいは揃えているのかもしれませが、どう考えてもフェアなアンケートが背景にあるとは思えません。

あのフレーズを見聞きした消費者って一般的にどう感じているものなのか知りたい気がします。
案外『お客様満足度No.1』は『視聴者好感度ワースト1』だったりしないのかしらんヽ(^o^;)ノ

少なくとも私はそんなフレーズを平気で垂れ流している企業って胡散臭く思えてなりません。

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2008年9月 2日 (火)

福田首相退陣で思うこと

本日、「ついに」というべきか、福田首相が退陣を表明した。

実はこれに関して言いたいことが山ほどあるのだけれど、私が今回触れたいテーマがぼやけてしまうので、今日の記事においてはグッと我慢して口をつぐむことにする。

今回の退陣劇、「理由がわからない」などという寝ぼけた意見をよく耳にするが、首相の会見内容から大筋は明らかだ。

(1)ねじれ国会下で政局運営が困難
(2)福田首相の支持率低迷が、その困難さに拍車をかけている

これは誠にその通りで、最終的に退陣が正しい選択かどうかはさておき、他の誰かに変わることで(2)がいくらかでも解消されるのであれば、退陣を検討すること自体はやらなければならない作業であることは間違いない。

しかし、私がテーマにしたいのは退陣の是非ではない。

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2008年8月30日 (土)

私もまた私らしく

忙しさにかまけて、ブログの更新をさぼってしまっていましたが、虎王子さんの【今日のお題】の8月28日の記事に多いに同感し、私もまた私らしく少しずつでもブログを綴っていこうと思うようになりました。

本日のタイトルは虎王子さんの『自分らしいブロガーであるために…』を受けたものです。

とりあえず、近況や過去記事のフォローなどを色々書いておきますね。


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2008年8月 4日 (月)

それはあくまで『遊び』と知れ

物事には目くじらを立てるべき水準というものがあります。

「あーしたてんきになーーれっ」と、履物を飛ばして表裏で占う遊びは微笑ましいものですが、この方式による天気占いに統計的な根拠があるなどと発言する教師がいたとしたら、それはもう目くじらをたてまくるべき水準で、教育の観点から許すべからざる行動ということになるでしょう。

しかし、この「天気占い」と全く同レベルのまやかしであるにも関わらず、日本全国に深く浸透してしまって、事実であると誤認さててしまった『遊び』があります。

血液型別性格分類です。

「えーーー、そんなことないよーーー、当たってるよーーー」と思われる方も多いでしょう。

実はそう思われる方が増える仕組みも明確になっていますし、実のところ血液型と性格が関連しているというヨタ話が広まってしまった発端は非常に稚拙なミスに始まるものなのです。

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2008年7月30日 (水)

『辛さ』は『落差』

唐突ですが、私はタイ料理が大好きです。

それもよくある日本人向けにアレンジされたものではなく、かなり本格的なものが好きなのです。
当然ながら(から)いものは辛いです。
一応お断りしておきますと、タイ料理は単に辛いだけではなく、極めて繊細な味わいの料理でもあるのですよ。
日本の「何たら倍カレー」の類とは全く異なる立派な料理です。

さて、多くの日本人が辛くて食べられない本格派タイ料理ですが、実は10年ほど前は私にもかなりの難敵でした。口の中が辛いというよりも痛くて、何が嬉しくてこんな危険物を食するのかと疑問に思った程です。

それがですね。
辛い辛いタイ料理を食べている真っ最中に、考え方をパチンと切り換えただけで、いきなりごく普通に食べられるようになってしまったのです。

これって凄いことだと思いませんか?

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2008年7月18日 (金)

歩く都市伝説

野球部の先輩と後輩の会話。

先輩: 「おい、そこのコンダラ持ってきてくれ」
後輩: 「え、コンダラって何ですか?」
先輩: 「お前コンダラも知らないのか!」

ご存じの方も多いと思いますが、こんな会話が繰り広げられたという都市伝説があります。

巨人の星というアニメ主題歌の冒頭部分の「思い込んだら~」を「重いコンダラ」と取り違えて、しかもその「コンダラ」がグランドを均すのに用いるトンボ(正確にはレーキと言うらしい)のことだと誤解していた先輩が後輩の前で恥をかくという話なのですが、いかにも「作り話」の匂いがプンプンします。
大体そんな聞き違いをすること自体なさそうですし、聞き違えたとして、「コンダラ」なるものがなぜ「トンボ」に結びつくのかいま一つ良くわかりません。

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2008年7月 5日 (土)

カリスマ・デフレーション

昨日の記事の続きみたいな内容です。

カリスマ美容師という方が散々もてはやされたことがありました。
多分、最初は特定の一人を指していたような気がするのですが、あれもカリスマ美容師だこれもカリスマ美容師だと次々にあらわれ、挙げ句にはオリジナルのカリスマ美容師が実は無免、つまりモグリの美容師だと判明するような顛末もありましたよね。

この一連の流れは、最早どこをどうツッコンでいいのかわからないぐらいツッコミどころ満載なのですが、今回はこの後さらに続いたムーブメントについて考えたいと思います。

「カリスマ○○」の大流行です。

「カリスマ経営者」「カリスマ社長」あたりは、カリスマ美容師以前から耳にしましたし、いくらか(実はこれでも「いくらか」です。カリスマの本来の意味はWikipediaででも調べて下さい)正当な表現だと思いますが、カリスマ調理人・カリスマ主婦・カリスマ読者まで来ると、もう何だか良くわからなくなってきます。

ちなみに「カリスマ読者」として鮮烈なデビューを遂げたのが、叶姉妹でした。
覚えておられましたか?

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2008年7月 3日 (木)

もぐりのダイバーは潜るのか?

「もぐりの~」という表現があります。

大雑把にわけて2つの意味があるのですが、そのうち一つは無免許・無認可で仕事をしている人を指す表現として使われます。
手塚治虫の「ブラックジャック」なんてまさにそれですね。
医師免許をもっていないブラックジャック先生は、しばしば「もぐりの外科医」と蔑まれます。
ブラックジャック先生の場合は免許を持っていないだけで腕前は超一流なのですが、逆に、全くの素人が玄人集団にこっそり混じっている場合に、この素人を指して「もぐり」と呼ぶこともあります(成り立ち的にはむしろ、こちらの用法が先にあったのだと思います)。

例えば、ワインなんて飲んだことない癖にワイン通の集いに参加したりすると、話が通じなくてたちまちバレて「あいつはモグリだ」ということになります。

ところで、私はダイビングというものをしたことがありません。
この私がダイバーのフリをしてダイバーさんの集会に参加した場合はどうなのでしょうか?

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2008年6月30日 (月)

リンク集始めました

昨日、「リンク集始めます」と書いたところ、素早く当ブログにリンクを貼って下さる方が出てきたりして、こりゃあまりゆっくりもしていられないなということで、取り敢えず簡単なものを作ってみました。

リンクにマウスあわせると簡単な紹介が表示されますので、よろしければ読んでちょ。

本当は各人のプロフ画像も一緒に表示されるようにしようかとも思っていたけれど、とりあえずこれでいい事にしよっと。

紹介文を書くことにしてしまったために、登録しようと思っている方の半分程度しかまだ登録できてません。

ま、フォーマットは決まりましたので、あとはゆっくり一人ずつ追加していくことにします。

えと、掲載希望の方、遠慮なく仰って下さいねー。
ただ、昨日も書いたとおり、あくまでも『友達ブログ』へのリンクですから、お付き合いがあまりない方は、これを機会に親交を深め、気心が知れた段階で掲載という流れになります。
ヽ(^o^)ノ

2008年6月29日 (日)

リンク集はじめます

『友達100人できるかな』ということで、仲間外れの歌を書いたのが6月3日のことなんですね。

ふと気がつくとエディタコミュニティで読者登録いただいた人数も195人になって、そろそろ200人が見えてきました。

そのうち何割かは『お付き合い登録』だと思いますけれど、本当に友達付き合いして下さる方も少なからず出来まして、感謝感謝です。
ヽ(^o^)ノ

読者登録200人よりも、本当に友達付き合いしてくれる方を増やしていきたいものです。

そんなわけでというわけでもありませんが、近日中にブログをきちんと整理して、友人ブログへのリンク集を作るつもりです。

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2008年6月24日 (火)

敬称入りハンドルに敬称をつけるか(加筆修正版)

最初にちょっと質問です。

仮に「ABCちゃん」というハンドルの方がおられるとします。
いいですか、「ABC」というハンドルではなく「ABCちゃん」ですよ。

さて、あなたはこの方に対してどのように呼びかけますか?

(1)ABCちゃん
(2)ABCちゃんさん
(3)その他

※お応えはそれぞれ「私はこうだ」とご確認だけいただいて、読み進めて下さいね。

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敬称入りハンドルに敬称をつけるか

説明が不十分で、記事の意図が十分に伝わらないようですので、書き改めました。

こちらが修正版です。
ヽ(^o^)ノ

2008年6月 8日 (日)

ブログ間交流活性化ブログパーツの先行登録開始

「着実にブログの読者を増やすことのできるブログパーツ」先行登録受付を開始しました。
私が趣味で作っているだけのものですので、無保証かつ無料です。

パーツ自体の配布は6月末頃になりそうですが、ただいまご登録いただけますと、スタート時の巡回リストに載りますので、7月頭からのアクセスアップが期待できます。
※ただし、6月末配布予定のブログパーツを組み込まない場合はリストから消えていきます。

パーツの考え方と仕組みについては、『こんなもの欲しいですか?』『ブログ間交流活性化補助ブログパーツ』をご参照下さい。

先行登録はこちら



1週間程、多忙のためブログ更新もままならない状況になります。
ありがたいことに応援して下さる方もおられますので、件のブログパーツ配布の準備といたしまして、先行予約登録を受け付けてみることにいたしました。
そもそも、それなりの登録件数があって初めて機能するシステムですから、あまりに人気がないようでしたら、申し訳ありませんがこの企画はボツにせざるを得ないと思っています。

登録したからといって、絶対に参加しなければならないわけではもちろんありませんし、登録削除も自由です。
登録件数に比例して私のモチベーションも大きくなりますので、ぜひぜひ御協力下さいませ。

限られた時間の中で「やっつけ」で作った登録システムですので、問題があるかもしれません。
何かございましたら、この記事にコメントして下さると助かります。よろしくお願いいたします。

登録は下のフォームからお願いしますね

2008年6月 4日 (水)

ブログ間交流活性化のための補助ブログパーツ


「こんなもの欲しいですか?」におけるブログパーツの提案に熱い反応をいただきありがとう

皆さんシャイなのかブログへのコメントこそ少ししかつかなかったけど、その他の手段(足跡コメントとか)で思いの外沢山の方から「ぜひ欲しい」というメッセージをいただきました。

いや、同じ思いをしておられる方が結構おられるみたいですね。嬉しい限り!
もう作ることに決めました。
ただ、ちょっと仕事が立て込んでますので、今月半ばあたりに着手することになります。

さて、コンセプトは前回の話をお読みいただくことにして、皆さんのコメントを元に若干修正を加えたパーツの機能構想を書いておきます。

まだまだ「たたき台」のつもりですから、できるだけ多くの方にたたいていただきたいです

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2008年6月 2日 (月)

こんなもの欲しいですか?


いきなりですが、ブログ間の交流を活性化するブログパーツの類を作ってみたくなりました。

ブログをここに開設してみたのはもう少し前になるけれど、「ブログを始めた」といえる状況になってからですと約一ヶ月になります。
その間、エディタ・コミュニティに入り、あし@に入り、ブログ村に入りしているうちにそれなりにアクセスも出来てきて、率直に行って楽しいです。仲良くして下さっている方には心から感謝感謝です。

もっともっと交流を増やし、もっと新しい出会いを得たいと思うようになった欲張りな私は、あし@にて「とにかく相互に足跡をつける」という趣旨のコミュニティを見つけて入ってみました。もちろん、参加したからには、頑張ってコミュニティの皆さんに足跡をつけようとして頑張りました。

ところが、これが案外簡単じゃない。

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2008年5月24日 (土)

強度だけが残るのだ

ヤバイ」という言葉は本来良くない状況を指す言葉だったが、20代半ば(2008年現在)辺りまでの方はこの言葉を良い状況にも使う。

「あのヒト、ヤバくない?」なんて言われると、ナイフでも振り回しそうなキレたヤツとか怪しげな宗教にハマったヤツなんかを指したのはかつてのことで、今ではむしろ格好の良いヤツを指すことの方が多いらしい。
食い物を口にした途端、「ヤバイッ!」なんて言われると、腐っていたのか、はたまた毒物でも入っていたのかと思ってしまうが、これまた殆どの場合「美味い」の意味だ。

より正確に言えば、前者は「とびきり」格好の良いヤツを指し、後者は「とびきり」美味いことを表す。
しかし、本来の意味通り、正しくヤバイものについてもヤバイと言う。

この現象をどう解釈したら良いのだろうか」とういのが今日のテーマ。

まず単純に考えられるのが、「『ヤバイ』が本来持っていた『とびきり悪い状況』という意味に加えて、『とびきり良い状況』という新しい意味を獲得した」という解釈である。

この解釈は一応状況を説明しているかに見える。しかし、ある表現がその対極の意味をも持つようになるという特異な現象が起きる理由を説明し得ていない。


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2008年5月14日 (水)

本の通りにやってみた(2)

『本の通りにやってみた』の続き。

さてさて、『こんなことを試してみたい』と思うリストを並べてみますね。

  1. 訓練で視力回復
  2. インド式計算術
  3. 速読術
  4. 小説の書き方の類
  5. トレード戦略の類

なんか、ありきたりだなぁ。
いかに私が凡庸か見て取れます。
「麻の上をとびますっ!」とか元気に言ってみたいけど、多分それはやらないしなぁ。

とりあえず、3,4,5あたりは既に興味を持って購入した本の実践ということになりますが、1,2は書店で「こんなのあるんだな」と眺めているだけで、まだ実物を手にしたことすらありません。

何か推薦図書があれば教えて下さい
他にこれを試せという書籍があれば、それも教えて下さい。

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2008年5月 3日 (土)

本のとおりにやってみた(1)

随分以前になるが、吉川英治の『宮本武蔵』を読んだ際にとある些細な一節がミョーに印象に残った。

やがて武蔵の弟子となる伊織が子供とは思えぬ跳躍力(詳細は忘れたが大人を飛び越えたんじゃなかったかな)を披露し、武蔵を驚かせるくだりだ。

印象に残るのは伊織が『いかにしてその跳躍力を手に入れたか』の部分。なんでも、麻を植えてその上を毎日跳ぶのだそうだ。麻は非常に成長が速いため、それに負けぬよう精進し、毎日毎日麻の高さに負けぬよう頑張り続ければ、やがて人を飛び越えるような跳躍力が身につくという。

未だ少年だった私は、この話に結構酔った。半ば以上『まさかね』と思ってはいたけれど、それでも酔える何かがあった。

書物の中には本当にそんなこと実現できるの?と疑問を感じながらも『本の通りに実現できれると嬉しいなあ』と憧れを抱くような話が山ほど出てくる。最近だとインド式暗算なんかもその類かもしれないし、もっと現実的なところでは、トレード(とかFXとか先物とか)の手法なんかもそうかもしれない。

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